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体に良い食材! トマトのチカラ

体に良い食材! トマトのチカラ
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トマトの話

トマトの歴史
トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルー、エクアドル)原産のナス科ナス属の植物です。16世紀の大航海時代になってジャガイモと共にヨーロッパへ渡り紹介されたました。当時、鮮やかな色から毒を持っていると思われ、観賞用として人々に広がりましたが、18世紀になり食用として広く栽培されるようになりました。 北米大陸へ渡ったのは、ヨーロッパを経由して17世紀頃で、本格的な栽培が始まったのは、19世紀以降となります。
日本へ渡ってきたのは17世紀頃で、江戸時代の絵師である狩野探幽が寛文8年(1668年)にトマト(唐なすび)を描いていることから、その前後に渡ってきたと考えられます。日本でも初めは観賞用として広まり、食用として扱われるようになったのは明治以降で、一般的に食卓に並ぶようになったのは、第二次世界大戦以降のことです。




トマトの特徴と効果

トマトには、カリウム・カロチン(リコピン)・ビタミンC、Bが豊富に含まれている食材です。 カリウムはナトリウムを体外へ排出して血圧を下げてくれます。リコピンは、抗酸化物質の1つで活性酸素を消してガンの抑制などに働きます。また、血液を綺麗にする作用もあります。 さらに、 ⾎流の改善や、⽣活習慣病の予防など、幅広い効果があります。 トマトは食物繊維であるペクチンも豊富で、コレステロール値の低下や、腸を活発に動かしてくれる作用があります。




春のトマトは「味の旬」

本当においしいと言われる「味の旬」は、地域によって違いますが、春~初夏(3~6月)と秋~初冬です。この味の旬の時期は昼と夜の寒暖の差が大きく、南米の高原地帯が原産であるトマトには好条件になり、「味の旬」となります。

でも、夏のほうがよく見かけますよね。
それに、夏のトマトほうがおいしそうに見える!

夏のトマトは「量の旬」

夏場のトマトは、生育が早く、出荷量が増えるので店頭に並ぶ数も増えます。この時期が「量の旬」となります。
特徴としては色が濃く瑞々しい、味はやや薄いのが特徴です。

おいしいトマトの選び方

1.真っ赤に熟していて重量感があるもの
2.皮に色ムラがなく、ツヤと張りがあるもの
3.ヘタの緑色が濃く、ピンとしているもの
4.へたの反対側のてっぺんある、星形の白い線が放射状に延びてるもの

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ひび割れたトマトは鮮度が落ちやすく、腐りやすくなりますので早めに消費してください。

ハウス栽培で一年中食べることができますが、本当においしい旬は春~初夏と秋~初冬なので、この時期を逃さずに食べてください。




トマトの食べ方と時間

トマトを食べる時間帯ですが、吸収率から考えると一番良いのは朝です。ですが、決まった時間はないので気にしないでくださいね。
トマトに含まれるリコピンは加熱することにより吸収が良くなります。また、油に溶けやすく、一緒に摂れば体内への吸収力は良くなるので、オリーブオイルを一緒に使うと良いでしょう。考えてみると、イタリア料理は理にかなった料理と言えますね。

トマトを食べる時の注意点

リコピンの1日の適量は15mgなので生のトマトは2個まで、トマトジュースなら2杯程度が適量です。 大量摂取は肌が赤っぽくなったり、下痢・吐き気・胃けいれん・おなかの張り・嘔吐・低血圧などの症状が現れますので大量摂取は避けください。




ここでトマトはそのほとんどが食物繊維と水分です。そこで、オススメしたいのがトマトジュースです。なぜオススメするのかは、手軽に摂取できて効果的に働くからです。
そして是非ご紹介しておきたいのが、熱中症への効果です。




トマトジュースと熱中症

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トマトジュースにはナトリウムが多く含まれているため、水分と塩分を1度に補給できます。
そして、トマトと言えばリコピンですよね。リコピンは熱中症予防はもちろんのこと、疲労回復効果があるので熱中症対策にオススメです。この「トマト」ですが、摂取するのにベストな時間があります。それは朝の、朝食時が最適です。

〖暑くなる季節にとりたい理由〗
①水分とナトリウムがいっしょに摂取できる。
②健康を維持するビタミンやミネラルもバランス良く含んでいる。
③リコピンの抗酸化作用が活性酸素を消去してくれる。
④日焼け予防のため効果がある。

トマトジュースでできる簡単「経口補水液」

材料
・トマトジュース(無塩) 300ml
・水 700ml
・塩 小さじ1/2
・砂糖 大さじ4と1/2

あとは混ぜ合わせれば、完成です。
上記は基本的な分量なので、砂糖は少し減らしても大丈夫です。汗をかいたときに飲んでみてください。




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トマトが肝臓へもたらす効果

トマトは多くの効果をもつ優れた食材です。トマトにはリコピンが豊富に含まれていますが、このリコピンが肝臓にとても良い効果をもたらします。

肝臓と聞くと、お酒飲まないから関係ないと思われている方も多いと思いますが、偏った食事・不規則な生活・強いストレスなどでも肝臓はダメージを受けてしまいます。もちろん、アルコールや喫煙のほうがダメージは大きくなります。

そこで、肝臓へのダメージを減少させてくれるのがトマト(リコピン)です。
リコピンは有害なアセトアルデヒド分解を助けをしてくれ、肝臓が疲弊してしまわないようサポートしてくれます。

お酒を飲まれる方の場合は、トマトがもつクエン酸が、肝臓のアルコール分解を促す酵素、乳酸脱水素酵素(LDH)を活性化し、アセトアルデヒドの代謝を促進してアルコールを体外へ放出してくれます。また、トマトジュースに多く含まれる「13-oxo ODA」が中性脂肪を減少させ脂肪肝を防止してくれます。トマトは肝臓をサポートする素晴らしい食材です。

アセトアルデヒドとは

アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。さらにアセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酢酸に分解され、 体内で水と二酸化炭素に分解されます。 アセトアルデヒド (acetaldehyde) は、アルデヒドの一種。IUPAC命名法では エタナール (ethanal) ともいい、他に酢酸アルデヒド、エチルアルデヒドなどの別名がある。自然界では植物の正常な代謝過程で産生され、特に果実などに多く含まれている。また人体ではエタノールの酸化によって生成されて発がん性を持ち、一般に二日酔いの原因と見なされている。またたばこの依存性を高めている。産業的にも大規模に製造され、その多くが酢酸エチルの製造原料として使われている。独特の臭気と刺激性を持ち、自動車の排気やたばこの煙、合板の接着剤などに由来する大気汚染物質でもある。

トマトの成分13-oxo-ODAの効果

トマトに含まれるこの物質に肥満性糖尿病マウス血液中の脂肪増加を抑える効果がある(中略) 人間量に換算すると、毎食時にトマト2個もしくはコップ一杯分(200mL)のトマトジュースを摂取することにより効果が得られる(中略) 発表論文によれば13-oxo-ODAはエネルギー代謝を調節する転写因子PPARαを活性化し、この作用は前駆体である9-oxo-ODAや共役リノール酸 (CLA) より強い。このため、著者らは13-oxo-ODAが強力なPPARαアゴニストであり、肥満による脂質異常症や脂肪肝を改善する可能性を示唆している。

こんな症状を感じたら注意

・体がだるい
・食欲がない
・体重が減る
・すぐに疲れてしまう
・足がむくむ
・お腹が張る
・手が震える
・肌が黄色

上記の感じがあったら肝臓が弱っているおそれがあります、早めに対処しましょう。
そこで、オススメしたいのが毎日トマトを摂るということです。トマトのパワーは肝臓の救世主になります。

トマトの摂り方

トマトの摂り方ですが、以前紹介したように加熱したほうが吸収率が数倍アップするので、加熱調理での摂取がオススメです。一番早い摂り方は「トマトジュース」からの摂取です。トマトジュースは「生」と表示されていない限り、大半が加熱済みなので吸収率は生のトマトより良くなります。1日の目安は、生のトマトなら1~2個、トマトジュースは200mlで十分です。手軽で簡単な、トマトジュースからの摂取がオススメです。




トマト+酢がとても良い

トマトには、リコピンや気持ちを落ち着かせ「抗ストレス作用」があるGABA、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類、カリウム・カルシウム・鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。
お酢には、酢酸の作用エネルギー代謝をよくしてくれ、疲労回復や生活習慣病予防に効果的です。
この2つを同時に摂れたら凄いですよね。
そこで、今回ご紹介するのが「トマト酢」です。

生のトマトにお酢をかければ「トマト酢」になるのでは?

そう思われるのは当然のことです。
ですが、トマトは加熱したほうが栄養の吸収力が良くなるので、加熱調理するレシピをご紹介します。

材料
お酢 1/2カップ(100CC=100ml)
トマト 中2個
水 1/2カップ(100CC=100ml)

作り方

  1. トマトを水洗いして、包丁で荒く刻んでから十分に熱湯消毒した保存容器へ入れます。
  2. 耐熱カップにお酢と水を入れ、ラップをかけずに電子レンジで1分30秒加熱しましょう。(600Wの場合)
  3. 加熱したお酢と水を、1のトマトが入った保存容器へ入れます。

保存はトマトがお酢と水にしっかり浸っている状態を保ちましょう。冷蔵庫で約1週間保存が可能ですが、4~5日での消費をオススメします。

材料
無塩トマトジュース 150ml
酢 大さじ1杯

作り方
コップにトマトジュースとお酢を入れ、混ぜ合わせるだけで完成です。
トマトジュースは無塩のものをおすすめします。1日に1~2杯が適量です。
なお、市販のトマトジュースはほとんどが加熱済なので、混ぜ合わせるだけで大丈夫です。

トマト酢の効果

  1. クエン酸による疲労回復
  2. カリウムで余分な塩分排出・むくみの予防
  3. 血中悪玉コレステロールの排除で代謝アップ
  4. 豊富なリコピンやビタミンCで「抗老化・抗加齢」
  5. 酢酸の効果で生活習慣病予防
  6. リラックス作用で安眠効果

注意してほしいとのこと

空腹時にお酢を摂取すると胃を刺激してしまうので、空腹時はなるべく避けて食事後30~1時間程経った後、胃が落ち着いた状態で飲んでください。




終わりに
トマトは栄養豊富な食品です。今や季節を問わず入手できるので、毎日の食卓の一品にオススメします。気軽にトマトを摂取することができるジュースもオススメです。トマトを食べて健康に過ごしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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